“猫の秘密: なぜ彼らは狭いところに引き寄せられるのか?”

行動・習性

猫と狭い場所: 一体何が起こっているの?

こんにちは、みなさん♪

猫を飼っていると、狭い場所に入り込む姿をよく目にしますよね。

例えば、クローゼットの隙間やベッドの下など、猫は小さくて暗い場所を好む傾向があります。

食器棚のガラス戸の中でくつろぎながら寝転ぶ茶トラ猫
我が家には保護猫が2匹いるのですが、子猫時代のソラは食器棚が気に入ってしまい、お皿を収納できない時期があったんです。

いつもソラが食器棚に入りたがって「どうしてそこに入るの!?」と疑問でした。
寝心地がいい訳でもなく、ガラス戸なので隠れ家にもならない…。

それでもソラのお気に入りの場所になってしまったら、諦めるしかありません。
お皿があっても入り込んで毛だらけにするので(汗)

新品のおもちゃよりも、小さな箱や隙間のほうが大好き…。
そんな光景は、きっと皆さんの家でもよく見られるのではないでしょうか?

でも、この“狭いところ好き”には、ただの気まぐれではない理由があったんです。

押入れの中の棚の隙間から顔を出し、こちらを見上げる茶トラ猫

最新の研究や猫の身体の仕組みを探ると、ちょっと意外で面白い事実が見えてきました。

今回は、猫が狭い場所に惹かれる秘密をお届けします♪

猫は自分の体を把握している?

まず面白い研究から。
ハンガリーで行われた調査では、猫が低い穴や狭い通り道に直面すると、一旦立ち止まって考える行動が確認されました。

「これ、通れるかな…」とサイズを把握しているようなのです。
つまり、猫は“液体のように体を変形できる”とよく言われますが、ちゃんと「自分の大きさ」を理解しているらしいんですね。

脱ぎ捨てられたジーパンの裾から顔を覗かせ、とぼけた表情をしている猫

そして猫の体の秘密。

肩甲骨や鎖骨の構造が特殊(浮いているような筋肉)で、人間よりも可動域が広いため、骨格的に柔らかく狭い隙間に入りやすいのです。

あの「ありえない隙間に液体のようにスルリと入る姿」は、まさに体の構造の勝利といえます。

 

安全と安心: 野生時代の基本的な欲求

まず最初に理解しなければならないのは、猫の野生時代は基本的に肉食獣であるということです。
しかし、彼らはまた同時に小型の動物でもあります。

これは、彼らが狩りをする一方で、自分自身も他の大型動物に狩られる可能性があるという意識を持っていることを意味します。

安全と安心感

狭い場所は、猫にとって安全な隠れ家を提供します。
彼らはここでリラックスしたり、眠ったり、または獲物を待ち伏せたりします。

赤いベッドの中でお腹を見せて遊ぶように寝転がる茶トラ猫と、覗き込むキジトラ猫

四方を囲まれていると「背後から襲われない」と本能的に感じられるため、心が落ち着きます。
シェルターでの研究でも、箱を与えた猫はストレスが早く軽減され、新しい環境に馴染むのも早かったという結果が出ています。

「参考文献/参考リンク」

シェルター猫は「隠れ場所」があると適応が早い(2025年5月20日)

ストレス軽減

猫はストレスを感じると、狭い場所に隠れることがあります。
狭い場所でリラックスすることで、ストレスを軽減するのです。

ソラ

僕も知らない人が来たら隠れちゃうよ。

また、猫は独立心が強い動物であり、自分だけの空間を持ちたいと感じることが多いようです。

ピンク色のトンネルの影からじっとこちらを見つめるキジトラ猫

暖かさの追求

狭い場所は 保温性 も抜群です。

猫は人間より少し高めの温度を快適に感じるため、体を丸めて箱に収まることで体温を効率的にキープできるのです。

特に段ボールは断熱性に優れているので、猫にとっては「天然のこたつ」みたいな存在♡

段ボール箱の中にぴったり収まって、まん丸な目でこちらを見る茶トラ猫

特に冬場や寒い日には、猫は暖かさを求めて狭い場所に入り込むことがあり、「あれ?どこ行った?」と行方不明になることも(笑)

リク

「おやつよぉ〜」って言われたら、すぐ出ていっちゃうけど

好奇心と遊び心

もちろん、安心するだけではありません。
猫は好奇心旺盛。
狭い場所に顔を突っ込んでみたり、箱の中からおもちゃを狙ったりするのは、探検心や狩猟本能を刺激されているからです。

ソラもリクも、箱の中から突然飛び出してきて私を驚かせることがあります。

本人たちは真剣そのものですが、見ているこちらはつい笑ってしまいます。
猫にとって箱は「遊び場兼アスレチック」なのかもしれませんね。

狭いスペースは、猫にとって一種の冒険の場であり、知的刺激を提供する場所となります。

ソラ

ドーム型のベットは夏でも使ってるよ。

クーラーで寒い時入るのにちょうど良いんだぁ♪

リク

このトンネル、僕と色違いのお揃い。

広げると大きいけど、小さく畳めるから時々片付けられちゃうんだ。


新しい場所や物を探索することは、彼らの自然な本能の一部です。

私が外から持ち帰った空の紙袋を放置していた時は、新しい紙袋がボロボロになるまで、ずっと「袋の中の何か」と戦っていました(笑)

紙袋の中に入り込んで顔を覗かせる茶トラ猫

この時の紙袋は、ソラにとって新しい香りや隠れているかもしれない獲物を探すのにちょうど良かったようです。

「こんなところに!」と驚かされる事もありますが、猫たちの狭い場所への愛は、ときに笑いを生み、私たちの心を和ませてくれます(笑)

形や境界線に反応する不思議

最近特に話題になったのが「なんちゃって箱」現象。

床にテープで四角を作っただけでも、その中に座ろうとする猫が多いという研究結果があります。

実際の箱ではなくても、囲われた形や境界線があるだけで“安心スペース”と認識してしまうそうなのです。

我が家のリクとソラは「床にビニールテープで描いた四角」には無反応でした。

リク

僕は騙されないもん。

でも、床に落ちたタオルや放置していた空のお買い物袋など「何かの上に座る癖」はここから来ているのかも知れません。

ソラ

敷物が無いと落ち着かないんだよね。

これって人間でいうと、「カーペットの上に座ると落ち着く」みたいなものなのでしょうか?
猫にとって四角いスペースは“ここにいれば安心”という魔法の合図なのですね。

安全に楽しんでもらうために

猫の「狭い場所好き」は本能ですが、飼い主として安全面も気をつけたいところです。

  • 出られなくなるような狭すぎる場所は避けること。

  • 空気がこもらないように通気性を確保すること。

  • 有害な素材(粘着テープやインクの強い箱など)は使わないこと。

ちょっとした工夫で、猫にとって安心で快適な“マイ隠れ家”を提供できます。

まとめ:狭い場所は猫の世界の宝物

結局のところ、猫が狭い場所に惹かれる理由は、

  • 本能的な安心感
  • 保温性による快適さ
  • 探索心や狩猟本能の刺激
  • 視覚的な境界線への反応

これらが重なった結果です。

ソファーでクッションに挟まれながら大きな口を開けて笑っている茶トラ猫

つまり、猫にとって狭い場所は「秘密基地」であり「遊び場」であり「安心のベッド」なのです。

次に愛猫が狭いところに入り込んだら、「またそこに!?」と笑いながらも、ちょっと暖かく見守ってあげてください。

そして時には、一緒に楽しんでみてもいいかもしれません。
きっと猫の幸せそうな顔が、あなたの心も癒してくれるはずです。

ソラ

袋や箱に飛び込んだ時は、怒らないで一緒に遊んでね!

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猫が箱を愛する理由

この記事はきりんツールのAIによるキーワードリサーチを利用して作成しました。
記事中のリアル猫は我が家の愛猫♡イラストはAI画像です♪

本記事は、一般的な知識と筆者の体験談をもとに作成しています。
猫の行動には個体差があります。
狭い場所での「閉じ込め」など、事故が無いように安全対策を行なってください。

リク&ソラのInstagramです。
良かったら遊びに来てね!
https://www.instagram.com/nekomama.mari?igsh=MXM1cXZ3cjhmc2FzeA%3D%3D&utm_source=qr

 

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