家猫の快適さを守る夏の暑さ対策!猫の体温調整と熱中症予防のポイントとは?

オレンジ色の猫がうちわで自分を仰ぎながら暑そうな顔をしてソファに座っている 健康・ケア

こんにちは、愛猫家の皆さん!
今回は、私たちの愛する家猫が常に快適で健康を保つための体温調整についてお話しします。

クーラーの効いた窓辺で日差しを浴びながら気持ちよさそうに目を細めてくつろぐ子猫

猫は非常に繊細な生き物で、その快適さは直接健康に関連しています。
では、どのようにして猫の体温を適切に管理するのでしょうか?

猫の体温の基礎知識

まずは、猫の体温について基本的な知識から始めましょう。
猫の正常な体温の平均値は約37.7度から39.2度です。

オレンジ色の猫が体温計をくわえて不安そうな表情をしている

但し年齢によって少し変動します。

  • 子猫:生まれたては低いですが、離乳期になるとだいたい38℃くらい
  • 成猫:平熱は、人よりも2~3℃ほど高い37.7~39.2℃
  • 老猫:成猫よりちょっと低い

これは人間の平均体温よりも少し高めですね。

ソラ

だから僕もリクも暑がりなんだね!

真夏に、締め切った暑い部屋でのお留守番のせいで熱中症…なんて事にならないように、猫がこの体温度範囲を保てるように注意しましょう。

ただし、体温だけで健康かどうかを判断するのは難しいもの。
猫は平熱が高めなので「39度=危険」とは限りません。

明るいリビングで三毛猫が白猫を団扇で仰いであげている様子

普段との違い(呼吸の速さ・動き・毛のツヤなど)も合わせて観察することが大切ですね。

夏場の猫が快適に感じる環境

猫は寒さよりも暑さに弱いため、室温は一般的に20度から24度が理想的とされています。

扇風機の前でへそ天になって気持ちよさそうに寝転ぶオレンジ色の猫

但し、猫が快適に過ごすためには温度だけじゃなく湿度も管理しましょう。
蒸し暑さが苦手な猫は、湿度が高いと室温が適正でもぐったりしやすくなります。

40〜60%程度に保つと猫も人も快適♪
エアコンのドライ機能や除湿器が役立ちます。

ただ、エアコンの冷たい風や扇風機の強い風が直接当たらないよう配慮も必要ですね。

ソラ

ボク、お外の涼しい自然な風以外は嫌いなんだ。

リク

ボクはクーラーの風、好き!

変わってるねって、言われるけど…

我が家の飼い猫・ソラは、36度くらいある2階の板間に転がっているのをよく見ます。

2階は熱気がこもりやすいので、レースカーテンや遮光カーテンを活用すると安心です。
我が家では、直射日光で部屋の温度を大きく上げてしまわないよう遮光カーテンを一日中引きっぱなしです(笑)

リクの方はクーラーの効いた1階リビングから動こうとしません。

フローリングの上で涼んでこちらを見ているキジトラ猫
夏場は特に体温管理が重要になるとはいえ、個体差はあるようですね。

高温が続くと熱中症になるリスクも高まるため、我が家では他にも以下のような対策をしています。

  • 適切な水分補給のために常に新鮮な水を用意し、複数の場所に水入れを置くことで、猫がいつでも水分を取れるようにしています。

  • クーリングマットを複数の場所に使用。
    どの部屋にも行けるよう扉を開けておき、猫が自ら涼しい場所を選べるようにしています。

猫が出してる『暑っ〜〜い!!』のサイン

  1. 手足を伸ばす、へそ天で転がる…
    2階にいることの多いソラ君は、いつもグデ〜っと伸びています。

    リク

    暑いんならリビングに居ればいいのに… 

  2. 毛繕いの頻度が多い。
    猫は主に肉球でしか汗をかかないため、暑いと感じたときは被毛を舐めて唾液の蒸発で体温調節をしています。

    ソラ

    冬毛が抜けたからといってブラッシング、サボらないでね。

  3. いつもより動かない
    日陰などの涼しいところでじっとしていることが多くなります。
    猫は寒い時にもじっとしていますが、その時には体の熱を逃さないように、丸くなっています。

とはいえ、猫は1日の大半を寝て過ごす動物ですし、空調管理の行き届いた快適空間で気持ちよさそうに伸びをしたり、へそ天で寝ている姿をよく見ます。

最近はペット用の小型サーキュレーターや冷感プレートなど、猫向けの暑さ対策グッズも増えていますね。

人間が快適に過ごせているのであれば、あまり気にしなくてもよさそうです。

オレンジ色の猫とキジトラ猫が床に寝そべり「冷たい床が気持ちいい」と書かれた注釈付き
ただし保冷剤入りのマットはかじって中身を飲み込む危険もあるので、素材の安全性を必ずチェックしましょうね。

猫の体温異常のサイン

最後に、猫の体温異常に気づくためのサインについて。

過度にハアハアと呼吸をする、パンディング(口呼吸)をしている場合、非常に暑さを感じている証拠です。

これは通常の行動ではないため、すぐに涼しい場所へ連れて行き、改善しない場合は動物病院で診てもらう必要があります。

猫の体が熱く、パンディングをし続けている、またはぐったりしているといった場合には、すぐに体を冷やし動物病院に連れて行きましょう。

但し、急激に冷やしすぎはNGです。
氷水を直接かけたりすると体の表面だけが冷え、熱がこもることがあります。

常温の水で濡らしたタオルを体に当て、扇風機やうちわでゆっくり風を送ってあげるのが安全です。

動いてない扇風機の前で床に体を伸ばしてぐったりしている子猫

「いつもと違うかな?」と気づいても、病院に行くことは猫のストレスになる事もある為、躊躇する飼い主さんも多いようですが、早めに対応することが猫の健康を守る上でとても大切です。

明日からはぜひ、おうちの温度と湿度をチェックしてみてください。
「今日はどの部屋がお気に入りかな?」と観察するだけでも、愛猫の快適ゾーンがわかってきます。

ソラやリクのように、自分で居心地のいい場所を探してのんびりしている姿を見られたら、それだけで幸せですよね。

三匹の猫がベッドの上でお腹を見せて並び、へそ天でリラックスしている

皆さんの猫ちゃんがいつも快適で健康でいられるように、この情報が健康管理に役立つことを願っています。

それでは、愛猫との幸せな毎日をお過ごしください。
愛猫との生活がより豊かで幸せなものになりますように!

この記事はきりんツールのAIによるキーワードリサーチを利用して作成しました。
記事中のリアル猫は我が家の愛猫♡イラストはAI画像です♪

この記事は、一般的な飼い猫の体温管理や暑さ対策についての情報をまとめたものです。
症状が重い、または不安を感じる場合は自己判断せず、必ず獣医師にご相談くださいね。

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