はじめに:愛猫と切花の意外なリスク
皆さん、こんにちは!
今日は、猫を飼っている皆さんにとって非常に重要な情報をお届けします。
家に花を飾ることは、多くの人にとって楽しみの一つですよね。
しかし、その美しい花が、愛猫にとっては予想外の危険をもたらすことがあるんです。
猫は好奇心旺盛で、新しいものに対して興味を示す生き物。
そのため、家に新しく持ち込まれた花に対しても、触れたり、嗅いだり、時にはかじってみたりすることがあります。
しかし、中には猫にとって有毒な植物も多く存在しており、知らずに危険な花を飾ってしまうことがあります。
知っておきたい有毒な花
まずは、猫にとって有毒とされる代表的な花からお話しします。
- ユリ科(例:ユリ、カサブランカ、スズラン)
腎不全を引き起こす可能性があり、少量でも非常に危険です。
特記: 葉、花粉、花瓶の水さえも強い毒性があります。
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カーネーション
よだれ、嘔吐、下痢を引き起こす可能性があります。
特記: 軽度な毒性ですが、猫には刺激を与える可能性があります。
カーネーションもダメなの⁉︎母の日に贈られたらどうするの?
きっと、僕らが触れないように考えてくれるよ♪
- ポインセチア
葉茎に毒が含まれています
普段お花を飾ってなくても、母の日のカーネーションやクリスマスのポインセチアのようなイベント性があると、つい飾ってしまいたくなりますね。
そんな時はケース入りのブリザードフラワーなどはいかがですか?
僕達のために配慮してくれると嬉しいな。
- キキョウ科(例:キキョウ、クレマチス)
嘔吐、下痢、食欲不振などを引き起こす可能性があります。
特記: 根の部分が特に毒性が強いが、花や茎も危険です。
- アイリス
よだれ、嘔吐、下痢、口の中の炎症を引き起こす可能性があります。
特記: どの部分も毒性があります。
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キク科(例:菊、マーガレット、デイジー)
我が家には仏壇があるので、花を供えたいのですが安全のため造花を飾っています。
その造花さえ噛んでいたため、今ではフイルムでガードしています。
ソラ君が造花の葉っぱ、齧っちゃったんだよ!ww
- ナス科(例:ジャガイモの花、トマトの花、鬼灯)
神経系への影響(混乱、振戦)、消化器症状を引き起こす可能性があります
このほかにも
サトイモ科の植物(ポトス、カラジューム、モンステラなど)も危険です。
家庭菜園を楽しむ場合は愛猫が立ち入らないよう注意して下さい。
- その他の危険とされる植物
ヒガンバナ、スイセン、アマリリス、パンジー、ツツジ、紫陽花、、、
他にも、チューリップ、ダフネ、アザレアなども猫に有害です。
これらの花を家に飾ることは、お勧めしません。
安全な花の選び方
では、どのようにして猫に安全な花を選べば良いのでしょうか?
まず、購入前にその花が猫にとって安全かどうかを確認することが大切です。
不安な場合は、花屋さんに相談してみるのも一つの方法ですが、検索すれば詳しいの情報がたくさん出てきます。
猫に安全な花とは
猫に安全とされる花のリストを以下にまとめます。
これらの花は毒性がないため、猫がいる家庭でも比較的安心して飾ることができます。
ただし、個体差があるため、かじらせないよう注意することが大切です。
- バラ(Rosa) トゲに注意。取り除いておくと安心ですね。
- ヒマワリ(Sunflower)安全で明るい花♪
- パンジー(Pansy)食用としても使われるため安全ですが、化学処理されたものは避けて下さい。
- スミレ(Viola)
- カスミソウ(Gypsophila)消毒済みのものを使用するのが安心です。
- その他の安全とされる植物
ガーベラ、 ゼラニウム、 オーキッド(Orchid、ランの一種)
ペチュニア、スナップドラゴンなどがあります。
これらの花は、猫が誤って口にしても重篤な健康被害を引き起こすことは少ないとされています。
注意事項
- 安全性の確認
安全と言われる花でも、猫が過剰に噛むと消化不良を起こすことがあるため、基本的に花をかじらせない環境を作りましょう。
- 猫が届かない場所に飾る
高い猫が登れない場所や、飾り棚の中などに配置するのが理想的です。
もしくは猫が入らない場所、入ったとしても飼い主さんが監視できるバスルームやトイレの中に飾るのはいかがでしょうか?
3.水や茎にも注意
飾った花瓶の水を猫が飲むのを防ぐため、花瓶を倒してしまった時は、猫がその水に触れないように遠ざけて下さい。
直接飲もうとしていなくても、手足や体が濡れた場合グルーミングで口に入ることがあります。
安全な花でも、万が一体調に異変が見られた場合は、すぐに獣医に相談してください。
危険な植物を食べたときの応急処置
猫が危険な植物を食べてしまった場合、迅速な対応が重要です。
以下に、応急処置の手順をまとめました。
ただし、必ず獣医師に相談することを最優先してください。
猫は「平気なふり」得意だからね…
触った痕跡があったら注意して様子を見ててね。
植物の種類を特定する
- 猫が食べた植物の名前を確認します。
- 不明な場合は、植物の写真を撮るか、植物の一部を持参して獣医師に見せましょう。
- 猫の口の中に植物の残りがあれば、慎重に取り出します。
(無理に取らない)。 - 残りの植物を処分し、他の猫が食べないようにします。
猫の症状を観察する
- 嘔吐、よだれ、下痢、食欲不振、ふらつき、震え、呼吸困難などの症状を確認します。
(異常がなくても、獣医師に連絡することが大切です。)
- ぐったりしている猫を、無理やり吐かせるのは危険です。
一部の植物は吐かせることで逆に悪化する場合があります。
(例:ユリやスイセンなど)。
すぐに獣医に連絡する
- 植物の名前、食べた量、時間、猫の体重や症状を伝えます。
- 獣医師の指示に従い、必要があればすぐに動物病院に行きましょう。
動物病院に行く際の持ち物
- 植物の名前またはサンプル
- 猫の健康手帳(ワクチン履歴など)
- 猫が吐いたものや植物の残骸(必要に応じて)
- 症状を記録したメモ(いつ、どのくらい食べたか)
応急処置だけでは完全に対処できないことがほとんどです。
必ず獣医師に相談し、適切な治療を受けさせてください。
最後に:猫と花の共存のコツ
愛猫と美しい花を同時に楽しむためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
猫にとって安全な花かどうかは、アメリカ動物虐待防止協会が定める「Non-toxic Plant List -Cat」に掲載されているかどうか、無農薬で育てられているかどうかが目安となります。
安全性を確認した上で、花瓶は倒れにくい場所に置き、定期的に花や水をチェックして、猫が興味を示さないようにすることが大切です。
また、猫が花に興味を示した場合は、すぐに遠ざけるようにしましょう。
皆さんがこれらのポイントを押さえて、愛猫と共に安全で快適な生活を送れることを願っています。
花を楽しむことは素晴らしいことですが、愛猫の安全を最優先で考えましょう。
この記事はきりんツールのAIによるキーワードリサーチを使用しています。
記事内の吹き出しの猫は我が家の飼い猫、イラストはAI画像です。
リク&ソラのInstagramです。
良かったら遊びに来てね!
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