こんにちは皆さん♪
お宅の猫ちゃんは、何もない空中をじっと見つめることはありませんか？
「何を見てるんだろう？もしかしてお化け！？」なんて思ってドキッとすることもあったりして…。
実はその時、猫は私たちには聞こえない音をキャッチしているのかもしれません。
猫の聴力は驚くほど鋭く、私たちには感じ取れない世界を捉えています。
今回は、猫の特別な耳の仕組みと、その凄さについてお話ししますね。
猫の聴力はどれくらい凄いの？
猫の聴力がどれほど優れているか、 まずは数字で人間と比べてみましょう。
私たち人間の聴覚範囲は大体 約20 Hz〜20,000 Hz です。
それに対し、猫の聴力は驚異的で、例えば 「約25 Hz〜85,000 Hz」 という研究結果があり、また最大では “およそ100,000Hz あたり” という数値も！
諸説ありますが、猫の可聴領域は人間の3倍以上あり、人間が聞こえない「超高音」や「かなり遠く・微かな音」も、猫のアンテナはキャッチしている可能性が高いんです。
では、この能力、どうして備わったのでしょう？
この驚異的な聴力は、猫が自然界で生き抜くためにとてもに重要でした。
それは、猫がもともと「小動物を獲るハンター」であったという進化の背景が大きく関わっています。
ネズミや小鳥の高音域の動きや音を早く察知して捕まえるため、このような 「音の世界」を発達させてきたんですね♡
例えば、ネズミが床下を走る音や、遠くで他の動物が動く音、遠くの鳥の鳴き声も感知することができるんです。
猫が「何もない空中をじっと見つめる」理由
冒頭で触れた「空中をじっと見つめる」シーンについて。
猫の耳が捉えているのは、私たちには“聞こえない音”かもしれません。
例えば…
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壁の中を走る小さな虫の振動や音
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外壁や換気口を通ってきたかすかな風や物音
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鳥や虫が発する超高音、または遠くからの物音
こういった “人には捉えづらい世界” に、猫は反応している可能性があるのです。
耳がピクッと動いたり、三角の耳を音源へと向けたりしている姿も見かけませんか？
実は、猫の耳は 約180 度 回転できるとも言われています。
また、各耳には約32もの筋肉があり、音の方向をピンポイントで捉えるための仕組みも。
こういった構造のおかげで、「あ、何か聞こえた！」という反応として、空中をぼーっと見つめている…という姿が現れるわけです。
もし、あなたの猫ちゃんがじっと空中を見つめていたら…
「今、どんな音キャッチしてるの〜？」と優しく声をかけてあげてくださいね。きっと、猫なりにアンテナ張っているんですよ♪
コミュニケーション上の役割
飼い猫は私たちが発する声のトーンや感情の変化にも敏感です。
なぜなら、耳は聴くためだけでなく、コミュニケーションツールとしても活躍しているから♪
例えば、私たちが叱ったり、優しく話しかけたりする際の、トーンや音量の違いを敏感に感じ取り、それに応じて行動を変えることもあります。
忙しそう…って思っても、甘えたい気持ちは抑えられないけどね。
僕は甘えたい時、遠慮しないよ。
甘えん坊って言われるけど…
一方で、「大きな音が猫の耳には非常に強く響く」ことも報告されており、ギャーギャー騒ぐ子供の声や、男性の大きな怒鳴り声は、猫にとってストレスや不快感の原因となりやすいです。
実際、聞こえづらいけれど「ビーン」と響く家電の音なども、猫にとってはストレスになり得ます。
これらの音は猫の敏感な耳にはとてもに大きく響き、不快にさせたりすることがあるようです。
我が家もエアコンの不調で音がうるさく、そのせいでTVの音量も上げがちだったのでスピーカーの購入を検討していました。
結局、エアコンの方を買い替え音量を抑える事が出来たのですが、将来聴こえづらくなった時は無理せず対策しようと思います。
飼い主としては、環境音にも配慮してあげることが、猫ちゃんの「快適・安心」につながりますよね。
猫が大きな音に慣れるように訓練することも可能かも知れませんが、その場合も無理をせず、猫のペースに合わせることが大切です。
猫の耳の基本構造
猫の耳は、頭の上にピンと三角形の形状で立っていて可愛いですね♡
ここで、少し耳の中身も見てみましょう。
猫の耳は、外耳・中耳・内耳という標準的な3つの部分で構成されています。
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外耳（音を集める部分）
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中耳（鼓膜〜耳小骨で音を伝える部分）
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内耳（音を感じ取り、平衡感覚を司る部分）
外耳（耳の三角の“ひらひら”部分＝耳介／ピンナ）によって音を集めやすい形になっており、そのピンナが動くことで、音の方向を正確に捉えます。
更にHenry’s ポケットと呼ばれる小さな皮膚の折り畳みも外耳にあって、その部分が音の微細な振動を集める手助けをしているという説もあります。
つまり「音を捉える→方向を特定する→反応する」という一連の流れが、猫の耳では非常に速く・鋭く行われているわけですね。
猫のバランス感覚も耳と関係あるの？
「耳が聞こえる」ことと「体のバランス」って、別の話のように感じるかも知れませんね。
でも実は、猫の優れたバランス感覚も、耳の中の仕組みが大きく関係しているんです。
内耳には、「前庭（ぜんてい）」と「半規管（はんきかん）」という器官があります。
（音を感じ取るのは蝸牛とコルチ器）
ここが、猫の体の姿勢検知センサーのような働きをしている部分です。
内耳が教えてくれる「今の姿勢」
半規管は3本の輪のような形をしていて、体の傾きや回転をキャッチします。
前庭は、上下や前後などの動きを感知します。
つまりこの2つが、猫の脳に「いま体がどう動いているのか？」を常に知らせてくれているのです。
このおかげで猫は、高いところから落ちても空中で体をひねり、足から着地できますし、狭い塀の上をダッシュで走り抜けるといった、神業のようなバランスを見せてくれます。
足から着地できるからって、放り投げたりしないでね。
耳のトラブルがバランスに影響することも
もし内耳に炎症（内耳炎や前庭疾患）が起きると、このバランス感覚をつかさどる器官も一緒に影響を受けてしまいます。
そのため、猫が急にふらついたり、首を傾けたり、目が左右に揺れて見えたりする場合は、耳のトラブルが隠れている可能性もあります。
「ちょっと様子がおかしいな」と思ったら、早めに動物病院で相談してくださいね。
耳の病気を早く治せば、バランス感覚もちゃんと元に戻りますよ。
このように、猫の耳は「音を聞く」だけでなく、「体の安定を保つ」ためにも欠かせない器官なんです。
耳の健康を守ることは、猫の快適で安全な生活にもつながりますね。
猫のお手入れは必要？
猫の耳は非常にデリケートな器官です。
健康な猫なら大きな耳垢は自然と落ちることも多く、無理に掃除しすぎると逆にストレスになります。
耳をガッツリ触られるのは嫌だなぁ。
ナデナデの時に少しだけなら僕はOKだよ。
スコティッシュなど折れ耳さんは、洗浄液やノンアルコールのティッシュなどで優しく拭いてあげると良いようです。
耳垢が異常に多い、匂いがキツいなど、異常を見つけた場合、早めに獣医師や専門家に相談することをお勧めします。
猫の耳を守るためにできること
猫の耳を健康に保つためには、日常の観察が大切です。
外でお散歩をする猫ちゃんの場合は、外耳炎を引き起こす可能性のある虫や小さな異物から耳を守るために注意が必要です。
また、テレビや音響、エアコンの音などで、猫が常に高感度モードになっていると疲れてしまうことがあります。
大きな音がする環境から猫を遠ざけることも、聴力保護のためには有効です。
猫の耳は、ただ聞くためだけではなく、バランスを取るためにも大切な役割を果たしているので、耳の健康は猫の全体的な健康と直結していると言えるでしょう。
せっかく備わったこの鋭い“聞く力”、日常で守ってあげたいですよね。
愛猫の耳の健康に、ぜひとも注意を払ってあげてくださいね。
それでは、健康で幸せな猫との生活をお楽しみください！
この記事はきりんツールのAIによるキーワードリサーチを使用しています。
記事内のリアル猫は我が家の飼い猫（ソラ&リク）、イラストはAI画像です。
この文章はあくまでも一般的な情報提供を目的としています。
猫ちゃんの健康状態や行動に関して不安を感じた場合には、飼い主として信頼できる獣医師や動物行動専門家にご相談くださいね。
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