こんにちは、猫好きの皆さん!
今日は、愛猫が快適にトイレを使えるようにするためのお話です🐾
猫は基本的にきれい好き。
特別なトレーニングをしなくても、猫砂を使えばすぐにトイレを覚える子がほとんどです。
それは、野生時代から「掘って排泄物を隠す」本能が受け継がれているからなんですね。

でも、もし成猫が急にトイレを失敗するようになったら…
どのような原因が考えられるのでしょうか?
それは何かしらのサインかもしれません。
今回は、その主な原因と対策をわかりやすく解説します。
トイレ環境の問題
猫にとってトイレは「安心してこもれる場所」。
もしそこが汚れていたり、ニオイがこもっていると、「使いたくない!」と感じるのも当然です。
我が家では、1日2回はスコップで掃除し、年に2回は分解して丸洗いしています。





また、トイレのサイズや形も大切です。
おデブさんには広めのトイレ、子猫にはまたぎやすい低めの入口が安心です。
意外と多いのが「猫砂の粒の大きさ問題」。
トイレ本体を仔猫用にしても小柄な猫や肉球が敏感な子は、大粒チップが痛くて嫌がることも…。
小柄な猫さんでも砂掛きしやすい小粒タイプに変えるだけで解決する場合もあります。
猫のトイレ問題を語る上で、「猫砂の種類と特徴」を理解しておくのは大切です。
この記事の最後に、現在主流の猫砂を 6タイプ に分けて、特徴・メリット・デメリットをわかりやすくまとめますね。
環境の変化やストレス
引っ越し、新しい家族やペットの登場など、人間には些細なことでも、猫にとっては大事件です。
たとえば新居に引っ越した時は、最初から全部屋を開放せず、安心できる小さなスペースから徐々に慣らすのがコツ。
以前使っていたベッドやおもちゃを新しい家に配置し、安心感を提供しましょう。

また、新しいペットや家族の追加は、猫にとってストレスや不安の原因となり、トイレの失敗につながることがあります。
デリケートな猫は家具の配置替えや模様替えでもストレスを感じ、「いつもの寝場所がなくなった…」というだけで混乱することも。
こちらも時間と共に慣れていきますが、猫の数が増えた場合トイレの数も増やしましょう。
猫にとって「安心できる空間」を守ることが、トイレトラブル防止の第一歩です。
音や匂いによるトラウマ
猫は聴覚がとても鋭く、人間の約3倍の音域を聞き取るといわれます。
そのため、トイレ中に大きな音がした経験がトラウマになることも。
また、外の騒音や工事の音などが、猫にとってストレスとなっていることもあります。

これは友人の猫のお話ですが、猫がトイレにいるときに金属の鍋(蓋付)を床に落とし、大きな音を立ててしまったとか…
それ以来、そのトイレを避け他のトイレを使うようになったそうです。
その他にも、換気扇の音やドアの開閉音も、意外と影響している場合があります。

気になるポイントはそれぞれだからね。

僕とリクの「お気に入りのトイレ」も違うよね。
健康上の問題
考えたくない事ではありますが、基礎知識としてご紹介します。
「トイレの失敗」は、時に体調不良のサインでもあり、以下のような場合は要注意です。
- 尿路感染症・膀胱炎
痛みや違和感から排尿を我慢したり、別の場所で排尿する原因となることがあります。
- 腎臓病
腎臓の問題がある場合、頻繁に排尿するようになり、排尿回数が増えて間に合わずトイレの失敗につながることがあります。

- 便秘や下痢
消化器系の問題があると、トイレに間に合わず失敗することがあります。
- 痛みや関節の問題
高齢猫や関節炎の猫は、トイレの入り口が高すぎると使いづらくなります。
「病院に行くほどでも…?」と迷う時は、獣医師の無料相談サービスを利用してみるのも一つの手です。
ペット保険に入っている猫さんは、無料相談サービスが付いているものが多いですよ♪
最近はオンライン相談やLINEでの相談窓口も増えていますね。
トイレの数と配置の見直し
多頭飼いのご家庭では、トイレの数も大切です。
理想は「猫の数+1個」。

僕たちのトイレは2匹で4つ♪
1つのトイレを取り合ったり、他の猫のニオイが嫌で我慢してしまう子もいます。

リクがトイレ使った後、すぐには入りたくないよ…
また、部屋の隅や人の出入りが少ない場所に置くと、猫も安心して使えます。
飼い主さんにできること
猫がトイレを失敗しても、叱るのはNGです。
叱られることで「トイレそのもの」が怖い場所になってしまい、さらに失敗が増えてしまうことも!
まずは落ち着いて、「どんな変化があったか」を思い出してみてください。

トイレの場所、砂の種類、音、匂い…
ちょっとしたことが、猫の気持ちを動かしているのかもしれません。
まとめ
猫のトイレの失敗には、何かしらの理由があります。
それは「不快」「怖い」「痛い」など、猫からの小さなSOS。
怒らないで原因を探し、静かに見守りながら解決してください。

猫が猫砂で用を足すのは本能ですので、悪気があって(わざと)失敗することはありません。
健康上の問題がないか確認し、(健康に問題がない場合でも)環境や心の変化を整えてあげるだけで、再び安心してトイレを使えるようになりますよ♪
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは、愛猫との幸せな生活を!
この記事は、猫の行動や健康に関する一般的な情報をもとに作成しています。
愛猫の状態によって原因や対処法は異なりますので、異変を感じた場合は早めに動物病院へご相談くださいね。
おまけ:猫砂の主な種類と特徴
鉱物系(ベントナイト系)
特徴
最も一般的で、固まりやすく掃除が簡単。
粘土鉱物の「ベントナイト」が主原料です。
メリット
固まりが早く、スコップで取りやすい。
価格が比較的安く、消臭力が高い。
デメリット
多くは燃えるゴミ扱いなので、ゴミ出しが大変。
粉塵が舞いやすく、気管が弱い猫には不向き。
おすすめの猫
強い消臭を求める多頭飼い・においが気になる家庭向け
紙系
特徴
再生紙などを固めた軽い猫砂。
水分を吸収するとふやけるタイプが多いです。
メリット
とにかく軽く、扱いやすい。
トイレに流せるタイプも多いので、掃除時の負担が少ない。
デメリット
吸水後にふやけて崩れるため固まりにくい。
消臭力はやや弱めで、軽すぎて飛び散りやすい商品も…。
おすすめの猫
子猫・高齢猫・軽い猫砂を好む猫
木製系(おがくず・チップタイプ)
特徴
間伐材やおがくずを圧縮した環境に優しいタイプ。
自然の木の香りがあります。
メリット
自然素材で安心な上、消臭効果が高い(木の香りでにおいを中和)
最近はトイレに流せるタイプも増えましたね。
デメリット
固まりにくいものもあり、掃除の手間がかかる(木粉が舞うことがある)
好みが分かれる(木の香りが苦手な猫も)
おすすめの猫
ナチュラル志向の飼い主さん、自然素材を使いたい方
おから系
特徴
豆腐を作る際の「おから」を再利用した植物性の猫砂。
環境にも優しく人気です。
メリット
軽くて扱いやすく、トイレに流せるタイプが多い。
消臭力が高く、環境負荷も少ない♪
誤って口に入れても比較的安全
デメリット
湿気を吸いやすく、カビやすい(夏場は臭いが出やすい)
一部の猫は匂いを嫌うことがある
おすすめの猫
子猫・シニア猫・環境に優しい素材を使いたい家庭
シリカゲル系(クリスタルタイプ)
特徴
透明なビーズ状の砂で、水分を吸収して乾燥させるタイプ。
メリット
吸水・消臭力が非常に高い
長持ちしやすく、掃除頻度が少なくて済む。
デメリット
固まらないので排泄場所がわかりにくい。
ビーズを誤食すると危険!
独特の感触を嫌う猫もいる。
おすすめの猫
仕事が忙しくて頻繁に掃除できない飼い主さん
トイレ専用ペレット+すのこ式
特徴
ペレット状の木製チップを使い、すのこの下に落ちる構造のトイレに対応したタイプ。
メリット
掃除が簡単で、足も汚れにくく、清潔を保ちやすい。
木の香りで消臭力も◎
デメリット
対応トイレが限られる。
ペレットが崩れると粉が溜まりやすい。
おすすめの猫
多頭飼い・清潔を保ちたい家庭・すのこトイレ使用者
猫トイレを選ぶときは、
「粉塵が気になるからおから系にしよう」とか、
「掃除のしやすさを優先してペレット系にしよう」など、
飼い主さんの都合やライフスタイルで選ぶのも、もちろん大切なことだと思います。
でももし、トイレを失敗してしまったり、
何度も出たり入ったりして落ち着かない様子を見せたら…
そのときは、猫の好みを最優先に考えてみてください。
トイレの形や広さ、猫砂の足触りの違いだけで、使いやすさが大きく変わることがあります。
猫にもそれぞれ「これが好き!」というこだわりがあるんですよね。
その小さなサインを見逃さずに、愛猫に合ったトイレを見つけてあげましょう🐾

最後までご覧いただき、ありがとうございました♡
この記事はきりんツールのAIによるキーワードリサーチを使用しています。
記事内のリアル猫は我が家の飼い猫、イラストはAI画像です。
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公的参考リンク:ペットフード協会


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