こんにちは、猫好きの皆さん♪
今回は、多くの飼い主さんが一度は悩む“家猫の偏食”についてお話しします。
「うちの猫、好き嫌いが激しくて…」そんな経験、ありませんか?
我が家でも、猫たちの食の好みに大きな差があって、日々「これは食べるかな?」と試行錯誤中。
せっかく買ったごはんを“猫またぎ”されてガックリ…なんてことも日常茶飯事です。
そんなリアルな体験を交えながら、偏食の原因や対策をご紹介しますね。
読み終える頃には、「うちもできるかも!」と思えるヒントが見つかるはずです♪
偏食にもいろいろある?我が家のケースから
我が家には2匹の猫がいます。
まずは、食いしん坊の「リク」。
なんでも美味しそうに食べてくれる理想の食いっぷりで、新しいごはんもおやつも、目をキラキラさせながらぺろり。
彼がいるおかげで新商品も気軽にお試しできます♪
一方で、超・こだわり派の「ソラ」。
おやつもチュール系もイマイチで、基本はカリカリオンリー。
別の味のカリカリなら多少興味は示すものの、ちょっとでも「いつもと違う」と気づくと、プイッとそっぽを向いてしまいます。
実はこれ、見方を変えれば「ちゃんと食べてくれるだけでありがたい」…のですが、将来、歯が悪くなったり、薬を飲ませなければならなくなった時に、“カリカリしか食べない子”だと非常に困ることになりそうで、今から不安になるのも本音です。
好きな味を探そうといろんなフードを買ってみるのですが、結局そらは無反応。
するとその残りは全部リクのおやつになり、その結果リクがぽっちゃり化。
獣医さんに「これ以上太らせないでくださいね」と釘を刺されてしまいました(笑)。
偏食の主な原因ってなに?
“偏食”といっても、実はいろんな理由が考えられます。
「わがままなのかな?」と思ってしまいがちですが、実は体や環境、過去の経験など、猫なりの“理由”が隠れていることも多いんです。
● 健康上の理由
歯や口のトラブル、腎臓病、消化器系の不調などで食欲が落ちるケース。
食べたい気持ちはあるけれど、うまく食べられないという状態です。
● 食感や匂いへのこだわり
味よりも“食感”にこだわる猫は少なくありません。
ドライフードのザクザクした感触が好き、逆にウェットのヌルッと感が苦手など、かなり繊細な好みがあるようです。
● 幼少期の食習慣
子猫のころに決まったタイプのフードしか経験していないと、それ以外を“食べ物”として認識しづらくなる傾向があります。

僕も、保護された子猫の時からずっと同じカリカリが好き。
● 環境の影響
騒がしい場所や人の出入りが多い場所、トイレの近くなどで落ち着いて食事できないと、偏食気味になることもあります。
猫は意外と神経質なんですね。
● 食へのネガティブな記憶
過去にそのフードを食べてお腹を壊した、吐いた、薬を混ぜられていたなど、イヤな思い出があると避ける傾向に。

僕、お薬だけ上手に残せるよ♪
こうして見ると、単なる気まぐれではなく、ちゃんとした理由がある場合も多いことがわかりますね。
カリカリしか食べない猫にできること
ソラのように「カリカリ命!」な猫には、まず安心できるポイントから少しずつ変化を加えてみましょう。
◎いつものカリカリをぬるま湯でふやかして、柔らかくする
◎同じ味のウェットタイプを少量トッピングしてみる

同じ味でもふにゃふにゃ感が嫌なんだよなぁ。
◎指にチュールなどのおやつを乗せて、ほんのひと舐めからスタート
◎ウェットフードの上に砕いたカリカリをふりかける
少しずつ味を変えるけど、基本の食感はキープ(変えすぎない工夫が大切!)
ポイントは、「これは食べても安全」「これは美味しい」と感じてもらうこと。

鼻の上にチョンと付けられたチュール。
舐めてみると意外と美味しかったよ♪
いきなり全部変えようとせず、猫のペースに合わせてゆっくり“慣れ”を積み重ねていきましょうね。
また、食が細くご飯をあまり食べてくれない猫の場合、味を変えるよりも「与え方」や「雰囲気」を変える方が効果的な場合もあるようです。
たとえば食事の直前に楽しい遊びを取り入れると、食欲が刺激される!なんてこともあるかも知れません♪
私の子供の頃は「食べ物で遊んじゃ駄目」なんて怒られたものですが、楽しく、美味しく食べてくれるなら、こんなに嬉しい事はありませんよね♪
偏食対策で困る“もう1匹の存在”
偏食猫がいる家庭でよくあるのが、もう1匹の存在が原因でさらに難易度が上がるパターン。
わが家のリクのように、「何でも大好き!」な子がいると、ソラが残したフードを片っ端から食べてしまい、気づけばリクがぽっちゃり…という悪循環に陥りがちです。
実際、ソラにあげたけど食べなかったウェットやおやつを、リクが回収 → 結果、獣医さんに「太りすぎ注意!」と怒られる……。
リクはまるで掃除機みたいに、そらの食べ残しを片っ端から吸い込んでしまいます。
こういう時は、食事の時間を分けたり、別室で試食させたり、食べなかったものはすぐ片づけるなど、ちょっとした工夫が必要になります。
また、リクにはリクの満足タイムを別に用意することで、「自分だけ我慢させられている感」を減らす工夫も心がけています。

ソラだけ美味しそうなご飯出してもらってるの見ると、ずるいなぁって思っちゃう…
1匹ずつに合わせた環境づくりが、結果的にどちらの猫にも優しい形になりますね。
将来のために…薬を混ぜる練習も今のうちから
将来、「いざ薬を飲ませたい!」って時に困らないためには、今から好きな味を増やしておくのがおすすめです。
例えば、
指につけたチュールやスープタイプをひと舐め♪舐めたらすぐ褒める
(粉薬を混ぜやすそうだし、水分補給にもなりますね)
ほんの少量のウェットフードに大好物のカリカリの粗く砕いたものをトッピング♪食べたら声かけ
(ソラには無視されましたが…)
獣医さんのように口を開けさせて薬を飲ませる事もできますが、将来の投薬ストレスをぐっと減らせるのなら、今のうちから練習しておくのも良いかなって思います。
また、猫によっては「ピルポケット」など、お薬を包んで与えられる便利グッズも効果的です。
今は必要なくても、いざという時のために“食べ方のバリエーション”を増やしておくと、安心ですね。
一緒に少しずつ慣れていこう♪
猫の偏食は、時間がかかることも多いですが、大切なのは猫のペースに合わせて、少しずつチャレンジすること。
無理に食べさせなくても大丈夫。
少しずつ、「これはなんだろう?」と興味を持ってもらえたら進歩です。
「うちの子もカリカリしか食べない!」という方、ぜひ一緒に少しずつ慣らしていきましょうね。
そして、ついつい食べ過ぎちゃう子がいるご家庭も、お試しフードは1匹ずつ、こっそり作戦で乗り越えましょう♪
猫の食生活は一朝一夕では変わりませんが、小さな成功の積み重ねが、将来の安心につながります。
今回は我が家の猫「そら」と「リク」のリアルな食エピソードを交えてお届けしました。
「うちも同じ!」と共感してくださった方や、「これからどうしよう…」と悩んでいる方にも、少しでもお役に立てたなら嬉しいです。
次回は「カリカリと歯の健康の関係」についてお話ししますね♪

この記事はきりんツールのAIによるキーワードリサーチを使用しています。記事内のリアル猫は我が家の飼い猫、イラストはAI画像です。
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