みなさん、こんにちは!
可愛い猫と小さなハムスター、どちらも魅力的で人気のあるペットですよね。
「猫とハムスターって同じ家で飼えないかな?」と、一度は考えたことがある方も多いかもしれませんね♪
実は私もその一人で、現在は猫と暮らしていますが、昔からハムスターや小鳥などの小動物も大好きなんです。
インターネット上で見かける猫とハムスターが仲良く寄り添っている可愛らしい写真を見かけるたびに、「こんな関係が築けたら素敵だなぁ」と思っていました。
でも、現実はなかなか甘くありません。
結論から言えば、共存は不可能ではありませんが、かなり慎重な対策と飼い主の覚悟が必要です。
今回は、猫とハムスターを同じ家で飼う上でのリスクや、少しでも安心して暮らすための工夫について、わかりやすく解説していきますね。
ハムスターの魅力と性質
ハムスターは夜行性で、昼間は静かに眠り、夜になると活発になります。
小さな体でも非常に好奇心旺盛で、狭い空間でも十分に楽しめる習性があります。

好奇心旺盛で夜元気って、ちょっと僕たち似てるかもね。
巣作りやトンネル掘り、物を隠すなど、観察していて飽きない可愛い行動がたくさんあります。
人の手からおやつをもらう、指先に乗るなどのスキンシップも楽しめるので、小さなスペースでも深い愛着が生まれるペットとして人気があります。
毎日決まったルーティンで生活することを好み、ケージ内での暮らしに適応しやすい動物です。
猫の本能とハムスターの危険性
猫は本来、優れたハンターです。
動くものや小さな生き物を見ると、狩猟本能が働いてしまいます。
特にハムスターは、猫の目に“獲物”として映りやすい存在。
ハムスターの小さな体と素早い動きは、猫の「狩りたい本能」を刺激します。
たとえ仲良くなれたとしても、猫にとって“じゃれている”つもりが、ハムスターにとっては命に関わる事故になることも十分にあり得ます。
そのため、猫とハムスターを完全に自由に接触させるのは極めて危険です。

僕達に悪気はなくても… ね。
実際に起こりうるトラブル
猫とハムスターを同じ家で飼う場合、以下のようなトラブルが予測されます。
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猫がハムスターのケージを倒そうとする
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ケージに手を入れようとしたり、上に乗ってしまう
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ハムスターがストレスで体調を崩す、隠れる、動かなくなる
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ハムスターが誤ってケージから脱走し、猫に見つかってしまう
こういった事故を防ぐには、飼い主が徹底して管理することが必要です。
安全に共存させるための対処法
飼い主の心構えとして「慣れれば仲良くなるかも」という希望は持たない方が安全です。
猫とハムスターを同居させる場合は、少しの油断が取り返しのつかない事故につながる可能性があることを忘れずに、常に“命を守る責任がある”という意識を持つことが大切です。
ハムスターのケージ選び
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重くて安定感のあるケージを選ぶ
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蓋はロック付きで、猫が開けられない構造にする
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ケージの上に重いものを置くのはNGです。
一見、猫がケージをひっくり返さないようにするための“重し”として考えがちですが、実は逆効果です。
猫は高いところが好きな動物なので、上に何かが乗っていると”足場がある”と判断してジャンプしてしまいます。
重いものがあることで、かえって猫の体重と合わせてケージ全体に強い圧力がかかり、倒れる・壊れる危険性が高くなってしまいます。
猫のいる空間にゲージを置かないのなら、どんなゲージでも良いと思うのですが、部屋を分ける事が難しい場合はゲージは慎重に選びましょう。
四方八方から爪を入れられるような粗い網目のゲージは不向きです。
設置場所に工夫を
ハムスターにとって猫は天敵です。
猫の大きさ、臭い、動き、鳴き声は本能的に恐怖を与えるものであり、ハムスターにとって大きなストレス要因となります。
- 猫が入れない別の部屋や、丈夫な仕切りで区切った空間など、猫の行動範囲外にハムスターのケージを置く
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ハムスターの視界に猫が常に入るとストレスになるため、視線が合わない工夫をする
放し飼いは絶対にNG
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ハムスターをケージの外に出すときは、猫をその部屋に入れないのが鉄則
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どちらかが自由に動いている間は、絶対に直接対面させないこと
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ちなみに、ハムスターは毎日必ず外に出して遊ばせなければならないわけではありません。
ケージ内の環境が充実していれば、外に出なくても十分に満足して暮らすことができます。
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回し車やトンネル、隠れ家、おやつ探しの仕掛けなどを取り入れることで、運動や刺激をケージ内でしっかり確保できます。
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むしろ外に出すことがストレスや事故の原因になる場合もあるため、安全性を優先して”出さない選択”もありです。
猫の興味をそらす
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猫がハムスターのケージに執着する場合は、別のおもちゃや遊びで気をそらしてあげましょう。
ハムスターは「捕食対象」であり、これは本能的な関係性です。
猫はもともとネズミ駆除のために人間に飼われるようになった歴史があります。 -
フェロモン拡散スプレー(猫のリラックス効果があるもの)も効果的な場合あり
匂いによる影響と空間の工夫
猫とハムスターを別々の部屋で飼っていたとしても、完全にお互いの存在を感じないわけではありません。
特に猫は嗅覚が鋭いため、ハムスターの匂いに気づいて興奮したり、ドアの前で待ち構えるような行動を取ることもあります。
一方で、ハムスターにとっても猫の匂いは「捕食者の存在」を感じさせるストレス要因になります。
たとえ直接姿が見えなくても、空気中に漂う匂いや物についた猫のにおいによって不安になることがあります。
そのため、以下のような対策が有効です
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猫がハムスター部屋に出入りできないようにドアをしっかり閉める
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猫がよく使うタオルやクッションなどを、ハムスター部屋に持ち込まない
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空気清浄機や換気を活用して、匂いがこもらないようにする
お互いが気配を感じにくい距離感を保つことが、安心できる環境づくりにつながります。
まとめ
猫とハムスターは、決して相性が良いとは言えない組み合わせです。
インターネット上で見かける猫とハムスターの仲良し画像や動画は、非常に特殊なケースであることを理解しておく必要があります。
多くの場合、生後間もない頃から慣らされた特別な関係か、もしくは、細心の注意と管理のもとで撮影されており、日常的には別々の空間で飼育されている場合が殆どです。
ですが、適切な環境づくりと管理を徹底すれば、同じ家で安全に飼うことは不可能ではありません。
ただし、それには「共存」ではなく「完全に隔離する前提の飼育」という心構えが必要です。
同じ空間で仲よく暮らすケースもあるようですが、これは本当に一部の猫とハムスターの関係なので、マネはしないでください。
大切な命を守るために、慎重に、丁寧に準備をしてあげましょうね。
この記事はきりんツールのAIによるキーワードリサーチを使用しています。
記事内の吹き出しの猫は我が家の飼い猫、イラストはAI画像です。

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