こんにちは、猫好きのみなさん!
今回は、猫が歯磨きを嫌がる心理をわかりやすくご紹介します。
猫にとって歯磨きは決して当たり前の習慣ではありません。
でも、飼い主さんの工夫と愛情次第で、少しずつ慣れていけるものでもあります。
この記事では、猫の気持ちに寄り添いながら、丁寧に解説していきます。
愛猫の健康を守るためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
猫が歯磨きを嫌がる理由とは?
「どうしてこんなに嫌がるの!?」と困ってしまう気持ち、よ〜く分かります。
うちの子も、最初は歯ブラシを見せる前から気配を感じるのか、ダッシュして逃げていました(笑)

僕たち敏感だからね。
なんかあるってバレバレだよ!
敏感すぎる口周りにストレスを感じる
猫のヒゲや口周辺はとても敏感なパーツ。
野生の猫にとって口は獲物を捕まえる大切な武器ですし、口周りに触れられることは自己防衛本能的に苦手です。
突然そこに歯ブラシが近づいてきたら…「こわい!」と感じるのは当然かもしれませんね。
しかも、歯ブラシは見慣れない道具。
硬さや匂い、感触など、すべてが“未知”の存在です。
「警戒スイッチ」が入ってしまうのも無理はありません。
拘束=命の危険?
歯磨き中、飼い主が猫の体や頭を軽く押さえる場面がありますが、自由を愛する猫にとっては大きなストレスです。
動きを封じられることで「逃げられない=命の危険」と感じてしまうことも⁉︎
抱っこが苦手な猫なら、なおさらこの状況は受け入れがたくなります。
「もうやだ、離して!」と暴れてしまうのは、当然の反応ともいえるでしょう。
歯ブラシの存在が未知すぎる
歯ブラシの見た目も感触も、猫にとっては初めての経験。
特に口の中でカサカサと異物が動く感覚は「なにこれ…やめて!」という強い拒否反応につながりやすいんです。
普段から口の中を触られる機会がない猫にとって、歯磨きはまるで異世界。
慣れるまでは“謎の行為”としか思えず、反射的に避けたくなってしまうようです。

おやつの匂いを付けてもバレるからね!
過去の記憶が影響している場合も
歯ブラシを見せる前から逃げられていたあの頃…。
今思えば、私の緊張感が伝わっていたのだと思います。
猫って本当に空気を読むのが上手ですよね。
病院に行くために、キャリーに入れようとしたときの空気感が、漂っていたのかも知れません(笑)
嫌な体験のフラッシュバック
初回に無理やり押さえつけて歯磨きをしてしまうと、「歯ブラシ=こわい・痛い」と学習してしまい、以降は歯ブラシを見るだけで逃げ回るようになります。
猫の学習能力はとても高いのです。
この「嫌な記憶」は長く残るので、できるだけポジティブな第一印象を与えることが大切ですね。
急がず焦らず、猫のペースで進めていきましょう。
性格による違いも
神経質で慎重な性格の猫は特に、新しいことへの警戒心が強くなりがちです。
一方で、好奇心旺盛な子は比較的スムーズに慣れていくことも。
個体差をしっかり見極めることが、成功の近道になります。
また、過去に不快な処置をされた経験がある猫ほど、歯磨きを強く拒む傾向にあります。
その場合は、無理に進めず、根気よく信頼を回復するところから始めることが大切です。
歯や歯茎の痛みが原因かも
歯周病などで炎症を起こしていると、歯磨き時に痛みを感じるため、当然強く抵抗します。
特に3歳以上の猫の約8割が歯周病を患っていると言われているため、まずは歯科検診も検討してみてください。
一度健康チェックをしてもらうことで、「嫌がる理由は痛みだった!」と判明することもあるので、嫌がり方がいつもと違うと感じたら、病院で相談してみるのもおすすめです。

僕たちの歯茎は人よりデリケートだから、強くゴシゴシされると健康でも痛い時があるよ!

無理な歯磨きで傷つけないよう注意してね。
我が家のケース:9歳猫の挑戦
うちのリクとソラ(どちらも9歳)は、将来の健康を考えて病院での歯石除去を決断。
実は昔、晩年に口腔トラブルが出た子がいました。
なので今回は少し費用がかかっても、元気なうちにちゃんとケアしてあげたいと思ったんです。
まずは何も持病のないソラからです!
処置前の絶食や麻酔の説明を聞いたときはドキドキしましたが、当日帰ってきたソラは思ったより元気で拍子抜けするほどでした。
それでも、病院での処置はやっぱり猫にとっては大きなイベント。
「できるだけ自宅でケアできるようにしたい」と改めて思い、毎日の歯磨き習慣づくりに本気で取り組むようになりました。
歯磨き対策!少しずつ慣らしていこう
実は、猫に歯磨きをするという習慣が広まったのは、わりと最近のことなんです。
人間の子どもですら歯磨きは、幼い頃から時間をかけて練習する必要がありますよね。
ましてや猫が、いきなり上手に歯磨きできるはずがありません。

そうだよ。
できる子がすごいんだよ…
だからこそ、「うまくできたらラッキー!」くらいの気持ちで、気楽に続けていきましょう。
まずはジェルや指で慣らす
歯磨きジェルなど無味無臭のものを使って、まずは「お口周りに触れられる」ことに慣れてもらいましょう。
口元を撫でるところから始め、歯に触る練習です。
指にジェルをつけて、口の中を触れたらご褒美をあげましょう♪
我が家の猫は、指さえ許してくれず綿棒でツンツンするところから練習しました。
毎日1〜2回、1回あたり数秒でもOKです。
とにかく“楽しく終わる”を意識して、リラックスした雰囲気で進めていきましょう。

ジェルが初めて口に入った時は、すごく嫌だったな。

無味無臭でも気持ち悪いよね…
イタズラされたと思ったよ!
歯ブラシを見せるだけから
最初は歯ブラシを見せて匂いを嗅がせるだけでもOK。
その後、少しずつ口元に近づけ、短時間触れるようにしていきます。
一気に歯を磨こうとすると、びっくりして逆効果になることもあるので、触れるだけで終わる日があっても大丈夫です。

またたびの匂いを付けられて、噛んで遊んだら褒められたよ。

遊びながら歯磨きできたらいいよね。
短時間&ご褒美!
磨く時間は最初は5〜10秒程度で十分。
終わったらすぐにご褒美のおやつとたっぷりの声かけで「歯磨き=いいこと」の印象づけをします。
猫の好きな味のおやつや、なでなでタイムをセットにして“嬉しい記憶”として残してあげましょう。
毎日同じ時間帯に習慣化
毎日同じ時間帯に歯磨きタイムを設けると、猫も「今日もコレね…」と覚えてくれるようになります。
日課にすることで抵抗感もぐんと減っていきますよ。
例えば夜ごはんの後や、寝る前の静かな時間帯に決めておくと、猫も心の準備がしやすくなります。

僕は喘息なので、この方法で薬の吸引してるよ。

リクの吸引も慣れるまで時間かかったよね。
リクの喘息に関する記事はコチラです♪

おとなしく歯磨きできる猫の特徴
おとなしく歯磨きを受け入れてくれる猫には、いくつかの共通点があります。
最初から完璧にできる子なんていません。
SNS上で上手に歯磨きできている子も、小さなステップを積み重ねて、少しずつ“歯磨きに慣れていったんですね。
● 幼少期から慣れている
子猫の頃から歯磨きに触れていれば、「これは怖くないもの」と自然に覚えていきます。
特に生後4~6ヶ月頃から始めるのがおすすめです。
ごはんの後に口元を軽く触る習慣をつけておくと、将来的にもスムーズです。
● 飼い主との信頼関係がある
日頃からのスキンシップや声かけ、安心できる環境づくりが、いざという時の“協力”につながります。
「この人なら大丈夫」という安心感は、どんなトレーニングにも効果的です。
猫にとって飼い主さんの存在が“安全基地”であることが、歯磨き成功への第一歩です。
● 順応性や好奇心が強い
新しいものに対する抵抗が少ないタイプの猫は、歯磨きにも興味を持ちやすい傾向があります。
「なにこれ?おもしろいかも!」と、思ってもらえたらチャンス!
遊び感覚で口元に道具を近づけて、噛んで遊んでくれたらラッキーです。
● 段階的なアプローチで慣らしている
いきなり本格的に磨こうとせず、触るだけ・匂いを嗅がせるだけ…と段階を踏んで進めた子は、ストレスも少なく自然に慣れていきます。
“今日はここまででOK”という気持ちが、お互いにとって大事な余裕を生み出します。
● 実は“諦めて”いるケースも?
「もう抵抗してもしょうがないにゃ…」と、穏やかに受け入れているように見える猫もいます。
これはネガティブな“あきらめ”ではなく、「歯磨きされても怖くない」と理解してくれた結果。
飼い主さんの努力のたまものです。
小さな達成感の積み重ねが、猫の心を変えてくれるんですね。

ご褒美が待ってるなら我慢できる…かも。
どんな猫でも、工夫と愛情をもって根気よく続ければ、きっと慣れてくれる日がやってきます。
焦らず、猫のペースに寄り添ってみてくださいね。
まとめ:愛情と根気がポイント!
猫が歯磨きを嫌がるのは、生まれ持った敏感さや警戒心、そして過去の経験によるもの。
でも、それを理解した上で、少しずつ優しく慣らしていけば、歯磨きは「怖いもの」から「まあまあ平気なこと」になっていきます。
高齢期を迎える前からケアを始めることで、将来の健康を守ることができます。
「うちの子は歯磨き苦手だから無理かも…」「嫌がることしたら嫌われるかも…」と思っていた飼い主さんも、少しづつトライしてみてくださいね。

歯磨きは嫌いだけど…
家族を嫌ったりはしないよ。
その先には、猫の健康と飼い主さんの安心があります!
猫との信頼関係を育てながら、ぜひ楽しい歯磨き習慣を目指してみてくださいね。
この記事はきりんツールのAIによるキーワードリサーチを使用しています。
記事内の吹き出しの猫は我が家の飼い猫、イラストはAI画像です。

良かったら遊びに来てね!

更新頻度低いけど、おもろい写真もあるよ。
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