皆さん、こんにちは!
今回は、我が家の愛猫ソラが病院でデンタルケア(歯の処置)を受けた体験談をお届けします。
「家で歯磨きなんて無理!もう、プロに頼もう!」
そう思って病院に相談したのですが、実際に体験してみると、想像以上に準備や心の負担が大きくて……。
でも、終わってみると「やって良かった」と思える出来事でした。
そんな我が家のリアルな記録が、どなたかの参考になれば嬉しいです。
猫の歯の健康、大丈夫?
猫の歯は、意外と見落とされがちな健康チェックポイントです。
特に歯周病は進行しても気づきにくく、ある日突然、歯が抜けてしまうこともあります。
実は我が家の先代猫も、晩年に口内トラブルで食欲が落ち、「もっと早くケアしてあげればよかった」と後悔した経験があります。
猫は本来、野生で狩りをしながら生きていた動物なので、獲物をかじることで自然に歯を磨くような行動をしていました。
しかし、現代の飼い猫は柔らかいフードが主流で、歯垢がたまりやすい環境にあります。
その結果、歯周病のリスクが高くなりがちです。
我が家の猫達は9歳。
歯磨きも苦手でなかなか続かず、心配になって動物病院で相談したところ、全身麻酔での歯のクリーニングを勧められました。
日頃のケアが不十分でも、体力があるうちにしっかりと診てもらえば、将来の不安を減らせると思いました。
病院での処置の流れ
処置にあたっては全身麻酔で行われる為、まず事前に健康チェックが必要だと告げられました。
ソラも、血液検査・胸部レントゲンを受けました。
(必要に応じて腹部エコーが必要な子も)
これらの検査で内臓や循環器系に問題がないことを確認できれば、全身麻酔を安全に行うための準備が整います。
検査の結果は獣医さんが丁寧に説明してくれるので、安心して任せることができました。
そして処置当日。
前日夜10時から絶食、水はOK。
当日朝7時以降は水もNGです。
ソラには可哀想ですが、麻酔中の事故を防ぐためにはとても重要なルールとのこと。
お昼12時頃に処置開始。
処置の所要時間は30〜60分程度で、その後は麻酔が完全に覚めるまで病院で休ませてもらいます。
お迎えは夕方の17時頃に行きました。
処置後の様子
帰宅後は麻酔が切れてぐったり……と思いきや、びっくりするほど元気!
絶食が続いているにもかかわらず、ゲージ内で大暴れ。
トイレの砂はひっくり返す、ゲージの中を飛び回る、目隠しの布を噛んで引き込む、出せー!と鳴き止まない……。
これだけ元気だったのは、処置が短時間で終わり、しかもベストなタイミングだったからとのこと。
歯肉炎はなし、歯垢の蓄積も軽度で、奥歯の歯垢除去だけで済みました。
歯の状態が悪化する前だったのが幸いでした。
[ 処置前 ]右側
[ 処置前 ]左側
[ 処置後 ]右側
[ 処置後 ]左側
もともと大きなトラブルもなく、正直「5万円分の価値があったのか…?」と複雑な気持ちもありました。
ですが、もし歯茎に炎症があったら薬を飲ませることになったり、状態が悪ければ、歯を削ったり抜いたりした可能性もあったとのこと。
それを考えると、やはり早めにやっておいて正解でした。
また、処置がスムーズに終わったことで、ソラのストレスも最小限に抑えられたようです。
愛猫の絶食、飼い主の試練
とはいえ、絶食はやっぱり辛い!
特に飼い主にとって、鳴いてご飯を欲しがるソラを無視しなければならないのが、本当にしんどかったです。
いつものご飯の場所でずーっと待ってるソラ…
しかも、我が家にはもう1匹、リクもいるので、片方だけご飯をあげるわけにもいかず、2匹そろって絶食モード。
ソラの前でご飯を食べるなんて無理!と思って、私自身も一緒に絶食。
キッチンに入ることさえやめました。
ソラは「にゃーにゃー」と鳴きながら私をキッチンに呼びます。
リクも「なんでご飯ないの?」と不満そうな顔。
ご飯をくれと訴えかけてくる2匹の姿に、こちらのメンタルがやられそうになりました。
それでもあきらめず、我慢できたのは、過去に先代猫の歯のトラブルを見ていたからです。
処置の前後に起きたドタバタ
検査の日も、処置当日も、私が緊張していたせいかソラが逃げ回ってなかなか捕まりませんでした。
キャリーに入れようとすると、まるで察知したかのようにダッシュで隠れてしまう。
やっとのことで1部屋に追い詰めて確保。
そんな様子を見ていたリクも「何かある!」と察知し、食器棚の上に避難して降りて来ない…
今回はソラが対象だったのですが、家の中全体が警戒ムードになってしまいました。
処置当日も同じようにドタバタ。
朝から私のピリピリした様子にソラは敏感に反応し、落ち着きがありませんでした。
体力のあるうちに処置を受けることの大切さ
今回はソラが9歳で、体力もまだあり、検査結果も問題なかったのでスムーズに処置ができました。
麻酔を使う処置にはリスクもありますが、体力があるうちならリスクも低く、回復も早いとのこと。
高齢になってから処置を受けると、麻酔からの回復が遅かったり、体に負担がかかることもあります。
だからこそ、体力があるうちにケアしておくことが大切だと実感しました。
もう1匹のリクにもいずれ必要かもしれませんが、リクは喘息持ち。
麻酔のリスクを慎重に見極めながら、時期を選んであげたいと思っています。
さいごに
「猫に歯の治療なんて本当に必要?」と思われる方も多いかもしれませんね。
私も昔はそう思っていました。
でも、猫の歯の健康を守るには、やはり早め早めの対策が大切だと思うのです。
自宅での歯磨きが難しい場合でも、動物病院でのケアという選択肢があります。
処置には費用も手間もかかりますが、それ以上に猫の健康寿命を延ばすための大切なステップだと感じました。
日々のケアができなくても、こうした機会にしっかりメンテナンスしてあげることで、大きなトラブルを防ぐことができるかも知れません。
大切な家族の一員だからこそ、将来の健康のためにできることを少しずつでも取り入れていけたらいいですね。
今回の体験談が、同じように迷っている飼い主さんの参考になれば嬉しいです!
この記事はきりんツールのAIによるキーワードリサーチを使用しています。
記事内のリアル猫は我が家の飼い猫、イラストはAI画像です。
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