こんにちは、猫を愛する皆さんへ♪
今回は「カリカリ派の猫は歯が強いの?」というテーマで、猫の歯の健康とフードの関係についてたっぷりお話ししていきます。
ドライフード(通称:カリカリ)をメインに食べている猫ちゃんを飼っている方にとっては、気になる話題ではないでしょうか?
「うちの子、カリカリしか食べないけど、それって歯には良いのよね?」
「ウェットフードの方が身体に優しいって聞くけど、どっちがいいの?」
そんな疑問に、我が家のエピソードも交えながら、わかりやすくお答えしていきますね。
この記事をきっかけに、あなたの猫ちゃんにぴったりの食べ方とケアを見つけて頂けると嬉しいです♪
カリカリは“歯石がつきにくい”って本当?
結論から言うと、カリカリを食べている猫のほうが、ウェットフード中心の猫より歯石がつきにくい傾向があります。
その理由は、カリカリを噛むことで得られる物理的な摩擦にあります。
硬いドライフードを噛むと、歯の表面がこすれ、歯垢(プラーク)を物理的に削ぎ落としてくれるのです。
これは人間でいうところの「ガムを噛んで軽く口内ケア」みたいなイメージでしょうか。
実際に、ドライフードのみを食べている猫のほうが、歯肉炎や口臭のリスクが低いといわれることもあります。
特に、歯磨きが難しい猫にとっては、日々の食事の中で自然とお口のケアができるというのは大きなメリットですよね。
ただし…カリカリ=歯が健康とは限らない!
とはいえ、「カリカリを食べていれば歯の心配はゼロ!」というわけではありません。
食べ方や個体差によっては、カリカリを食べていても歯石がたまりやすいこともあるんです。
以下のような猫ちゃんは要注意です
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早食いで、食べ物をほとんど噛まずに丸呑みしてしまう
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歯の並び方や噛み合わせの問題で、一部の歯だけ使っている
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加齢によって唾液の分泌が減り、自然な洗浄力が落ちている
このようなケースでは、カリカリの摩擦効果が十分に発揮されなくなってしまうこともあるので要注意。
やはり、フードだけに頼り切るのではなく、普段のケアとあわせて見守っていくことが大切なんですね。
歯の健康に役立つカリカリの選び方
どうせカリカリをあげるなら、歯に優しいものを選んであげたいですよね。
実は、カリカリにも“歯のケア”を意識したタイプがあるんです!
以下のポイントをチェックしてみてください:
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粒が大きめでしっかり噛む必要があるもの(丸呑み防止)
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繊維構造が特殊で、歯垢を絡めとる設計になっているもの
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獣医師推奨の“デンタルケアフード”と表示されたもの
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総合栄養食としての栄養バランスが取れているもの
さらに、主食だけでなく、歯に良いおやつとしてデンタルスナックを活用するのもおすすめ。
食事のあとにひと粒…それだけでも習慣にしていくと、将来のトラブル予防につながりますよ♪
カリカリ派のわが家の猫「そら」の例
我が家の愛猫「ソラ」は、まさに典型的なカリカリ大好き猫。
子猫の頃からドライフードが好きで、ウェットフードはあまり食べません。
おやつのチュールを出しても、2〜3ペロッと舐めて終わり。
「やっぱりカリカリが好き」と言わんばかりの顔をしています(笑)。
でもそのおかげか、口臭もなく、歯茎も引き締まって健康的。
動物病院でも「年齢の割に、歯もキレイでしたよ!」とお墨付きをいただきました♪
ソラのデンタルケア体験記はこちら

とはいえ、今後加齢とともに噛む力が衰えてくることもあるでしょう。
そのため、ソラには今から、やわらかいおやつやスープタイプのフードを少しずつ慣らしているところです。
今のうちから食べ方のバリエーションを広げておくことで、将来「食べられないもの」が減って、ケアの選択肢が増えるといいなと考えています。
ウェットフードにもちゃんとメリットがあります
ここまでカリカリの魅力を語ってきましたが、もちろんウェットフードにも素晴らしいメリットがあります!
特に、水をあまり飲まない猫ちゃんにとっては、ウェットフードは貴重な水分補給源になります。
猫はもともと砂漠の出身で、水分摂取が少なくても生きていける生き物。
でもそれゆえに、現代の室内猫たちには「慢性的な水分不足」が問題になることが多いのです。
その点、ウェットフードは75〜80%が水分なので、食事から自然に水分がとれるというのは大きな利点。
特に腎臓や膀胱の健康を気にしたいシニア期には、ウェットフードの出番がぐっと増えます。
さらに、香りが強く嗜好性が高いため、食欲が落ちている時や、病中・病後の回復期にも役立ちます。
だからこそ私は、「カリカリが一番!」と決めつけるのではなく、なんでも美味しく食べてくれる子が一番健康で幸せだと思っているんです。
ソラのようにちょっと偏りのある子にも、「おいしい体験」を増やしていくことで、健康管理の幅がぐっと広がりますよね。
歯みがき習慣が最強なのは間違いない
そしてやはり、歯の健康を語るうえで避けて通れないのが「歯みがき習慣」。
「無理にやったら嫌われそう」「口を触らせてくれない」と思う方も多いですが、実はステップを踏めば、少しずつ慣れてくれる猫もたくさんいます。
最初は口元を触る練習からスタート。
→ ガーゼや指サックで軽く歯をなでてみる。
→ 慣れてきたら歯みがき用のジェルを少量つける。
→ 歯ブラシを使って優しく磨く。
…これが出来れば最高なのですが、上手くステップアップできない子の方が多いのも現実。
でも、犬猫用の歯ブラシがとても良く出来ていて奥歯で噛んで遊ぶだけでも結構汚れが取れるんです♪
このように段階的に慣らしていけば、歯みがきも決して夢じゃない!
週に2〜3回だけでも、歯周病のリスクは大幅に減少すると思います。
食事で補いながら、ちょっとずつケア習慣も身につけていきましょうね。
まとめ:カリカリは「味方」、でも“万能”じゃない!
カリカリは猫の歯にとって大きな味方になってくれる存在です。
でも、「カリカリを食べていれば安心」と思いすぎて、他のケアをおろそかにするのはNGです。
理想は、
◎カリカリをよく噛む食習慣
◎定期的な歯みがき or デンタルケア
◎ウェットフードによる水分補給のバランス
このバランスのとれた食とケアこそが、猫の健康寿命を延ばしてくれる鍵だと私は思っています。
ソラのようにカリカリが好きな子も、ウェットの魅力を知れば食の幅が広がり、将来的にも安心です。
そして何より、毎日の「おいしいね」の時間が、猫にとっても飼い主にとっても、何よりの幸せなんですよね♡
最後までご覧いただきありがとうございました♪
それではまた、次回もお楽しみに!
この記事はきりんツールのAIによるキーワードリサーチを使用しています。
記事内のリアル猫は我が家の飼い猫、イラストはAI画像です。

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