はじめに
皆さん、こんにちは!
新しい家族の一員として猫を迎えることを考えているあなたに、必要な準備と心構えについてお話しします。
いきなり厳しい事を言うようですが、猫を飼うということは、単に「かわいいから」という気持ちだけで決めることではありません。
猫は長い時間を共にする家族の一員となります。
そのため、最後まで責任を持ってお世話をする覚悟が必要です。
猫の寿命は平均で15年ほどでしたが、近年では20年以上生きることも稀ではありません。

飼い主さん達の気遣いのおかげだね。
成長とともに性格や健康状態も変化するため、飼い主として長期間にわたるケアが求められます。

食の好みや遊び方が変わるのは人間と同じだよ。
また、猫の習性や健康管理についても理解し、快適に過ごせる環境を整えることが大切です。
一度猫を迎えたら、途中で手放すことはできません。
生活スタイルの変化や引っ越し、経済的な事情があったとしても、最優先に猫の幸せを考えられるかどうかをよく考えてから決断しましょう。
猫を飼う前に考えてみよう!
お迎えした猫が健康で快適に暮らせるように、事前に考えておくべきポイントを詳しく紹介します。
ライフスタイルが変化するかも⁉︎
猫を飼うと、日常の生活が少し変わります。
- 毎日のお世話が必要
食事の準備やトイレ掃除、遊びの時間を確保しましょう。
猫の体調を確認する習慣をつけることも大切です。

お休みの日でも、ご飯の時間には起きてね。
- 猫との信頼関係を築く
猫は安心できる環境でないとストレスを感じます。
優しく接し、遊びやスキンシップの時間を大切にしましょう。

子猫時代はもちろん、大人猫になっても遊んで欲しいな。
- 旅行や長期外出時の対策
長く家を空ける場合は、ペットシッターやペットホテルを利用する事になると思いますが、持病のある子は断られる事もあります。いざという時にお世話を頼めるよう、家族や友人にお願いしておくと安心です。
我が家の猫(リク)は喘息があり、毎日の吸引が欠かせない為、飼い始めて8年間一度も外泊したことがありません(泣)
リクの喘息は迎えて2~3年して発症しました。
子猫時代は健康で元気でも、何が起こるか分からないのは人も猫も一緒ですね。
家族の理解は得られる?
猫を迎える前に、家族全員が猫を飼うことに納得しているか確認しましょう。
- アレルギーの確認
家族に猫アレルギーの人がいないかチェックしておきましょう。
アレルギー対策として空気清浄機の導入を検討するのも良い方法です。

僕のパパさん、軽い猫アレルギー。
空気清浄機が一部屋2台づつあるよ!

空気清浄機は静かな方がいいなぁ。
- 世話の分担を決める
誰がどのように世話をするか、特にお子さんがお世話係の場合は、いつ、何を、どうするかを決めておくと、スムーズにお世話ができます。 - 他のペットとの相性を考える
すでに動物を飼っている場合、新しい猫と仲良くできるかを考えましょう。
相性が悪い場合は、最初は無理に一緒にしないよう注意が必要です。
慣れるまでは、新入りさん専用のゲージがあると安心ですね。
お金の準備は大丈夫?
猫を飼う際には、初期費用、年間費用、生涯費用など、さまざまなコストがかかります。
これらの費用は、猫の種類や飼育環境、地域によって異なりますが、一般的な目安を紹介します。
- 最初に必要な備品(初期費用)
キャットフード、トイレ、キャリーケース、ゲージ、ベッド、爪とぎ、おもちゃなどを準備します。
キャリーケースは布製よりプラッチック製の方がキレイに長く使えてお勧めです♪
- 避妊・去勢の費用
積極的に子猫を望む場合以外は避妊・去勢手術をお勧めします。
猫も本能を抑えることは苦痛でしょうし、発情期の鳴き声やスプレー行動などのトラブル防止にもなります。
- 日常の費用
食事代、おやつ代、トイレ用品代、ワクチン代などがかかります。

僕のお気に入りトイレはドーム型!
我が家では4つのいろんなタイプのトイレがありますが、ドームが一番人気です。
- 病気やケガに備える
猫が病気やケガをしたときのために、ペット保険に入るのも良いでしょう。
但し免責事項はしっかり確認して下さい。
高い保険料を払っているのに保険を使えない事項も多々あります。
急な治療費に対応できるよう貯金をしておくと安心です。
我が家は保険、やめました。
喘息の治療は数千円づつの少額(自己負担)が、なが〜〜くかかります。
使えない保険より地道な貯金を選びました♪
猫を迎えるための準備
いよいよ猫を迎えるための具体的な準備です。
この時期が一番楽しくてワクワクしますね!
トイレやキャリーケース・キャットタワーなど長く使えるものは、丈夫で使い勝手の良いものを選んでくださいね。
キャットタワーは、家具を組み合わせて階段状にし、上下運動が出来るように工夫出来ればなくてもOKだと思います♪
「登りたがる子」「潜りたがる子」「とにかく走りたい子」…
お迎えした子がどんな事を好むのか、観察した上で選んでもいいですね。
猫が過ごしやすい環境を作る
猫が安心して暮らせるように、家の環境を整えましょう。
- 安全なスペースを確保する
猫が自由に動ける場所を作り、高い場所や隠れられる場所を用意しましょう。
キャットタワーや棚を活用するのも良い方法です。 - 脱走防止をする
窓やベランダから落ちないように、脱走防止ネットを取り付けましょう。
我が家は(夏だけ)強化ネットの網戸を使っています。
玄関の開閉時にも注意が必要です。 - 爪とぎを準備する
家具を守るためにも、猫が爪を研げる専用の爪とぎを複数設置しましょう。
- トイレの設置場所を考える
猫が落ち着いてトイレを使えるよう、静かで安心できる場所に配置しましょう。
頭数➕1個が理想です♡
猫の性格(特性)を理解する
猫にはそれぞれ個性があります。
猫の性格をよく理解して、一緒に楽しく暮らせるようにしましょう。
- 一人でいるのが好きなこともある
猫は犬と違って、単独で過ごすのが好きなことが多いです。
過干渉にならないよう、猫のペースを尊重しましょう。
- 気まぐれな行動をすることがある
機嫌によって甘えたり、距離を置いたりします。
無理に抱っこせず、猫の様子を見ながら接しましょう。 - 遊びが大好き
特に子猫の時期はたくさん遊ぶことが大切です。
好みのおもちゃを探して、適度に遊んであげましょう。
- 学習能力がある
猫は習慣を覚えるのが得意です。
トイレの場所や食事の時間など、一定のルールを作ると安心して暮らせます。 - イタズラをする事もある
猫は遊んでいるつもりでも飼い主にとって困った行動をとることもあります。
洗い立ての洗濯物を毛だらけにしたり、大切な書類を破られたり…
猫に悪気はありません(笑)
悪戯されて怒るのではなく、イタズラされないように予防することが大切です。
コチラの記事もお勧めです♪

長く一緒に暮らすために
猫は長生きする動物で、一緒に暮らす期間は10年以上になります。
- 引っ越しや生活の変化を考える
これからの生活の中で、猫と一緒に暮らし続けられるか考えましょう。

転勤は多い?
同棲や結婚の予定は?
- 年を取った後のケアも必要
猫が高齢になると、病気や介護が必要になることがあります。
高齢猫向けのフードや、通院が必要になるかもしれません。
- 見守る時間を増やす
シニア期の猫は体調の変化が激しくなるため、普段の行動をよく観察し、異変に気づけるようにしましょう。
まとめ
猫を飼うことは素晴らしい経験ですが、責任も大きいです。
その責任を理解し、こうして最後まで記事を読んでくれた貴方にお願いがあります。
猫を迎える際に保護猫も選択肢に入れて頂けませんか?
保護施設には、新しい家族を待っている猫が多くいます。
過去に辛い経験をした猫たちに、新しい生活を提供することは、とても素敵な事です♪
猫が快適に暮らせる環境を整え、経済的な準備をし、楽しく幸せな猫との生活を始めましょう!
この記事が、猫との新しい生活をスタートするための参考になれば幸いです。
記事内のリアル猫は我が家の飼い猫リク&ソラ、イラストはAI画像です。

良かったら遊びに来てね。
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